あ‐いや
[感] 1 人を呼び止めたり、軽く制したりする語。あ、ちょっと。「—、しばらくお待ちくだされ」 2 否定の意や不本意ながらも承知する意を表す。「—、さうではないは」〈狂言記・柿売〉
アウフヘーベン【(ドイツ)Aufheben】
ヘーゲル弁証法の基本概念の一。あるものを否定しつつも、より高次の統一の段階で生かし保存すること。止揚。揚棄。→アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ →弁証法
あくま‐の‐しょうめい【悪魔の証明】
1 ローマ法において、所有権の帰属を証明することが困難であることを比喩的に表現した語。ローマ法の原則に従うと、現に他人が占有しているものの所有権が自分にあることを証明するには、最初の所有者までさ...
あだ‐おろそか【徒疎か】
[形動][文][ナリ](多く「あだおろそかに」の形で、あとに否定の語を伴って用いる)軽々しく粗末にするさま。いいかげん。あだやおろそか。「親の恩を—にはできない」
あないち【天名地鎮】
神代文字の一。1、2、3などの数字と、直線と点の組み合わせによって単音を表す47の表音文字とからなるもの。今日ではその存在が否定されている。→神代文字
飽くまで
〔最後まで〕to the end [last];〔根気強く〕persistently彼は飽くまでも否定したHe persistently refused to admit it./He deni...
頭
I1〔人・動物の首から上〕a head頭のてっぺんthe crown of the head頭から足の先までfrom top to toe/from head to foot頭から落ちるfall...
当たる
I1〔ぶつかる〕hit ((on, against)),strike;〔軽くぶつかる〕touchボールが頭に当たったThe ball hit me on the head.矢は的の真ん中に当たっ...
いいえ
No;〔否定疑問に対して〕Yes「太田博士の講演を聴きましたか」「いいえ」“Did you attend Dr. Ota's lecture?”“No, I didn't.”「お父さんはお医者さ...
異存
objection[参考]「異存がない」という否定形で使われることが多い。
ひてい【否定】
[共通する意味] ★そうではないと言うこと。認めないこと。[英] to deny[使い方]〔否定〕スル▽前言を否定する▽うわさを否定する〔否認〕スル▽犯罪の容疑を否認する〔打ち消す〕(サ五)▽汚...
ものではない(ものでない)
[共通する意味] ★当然・必然の否定および否定形による当為を表わす。[使い方]〔わけではない〕▽日本人だからといって、だれもが歌舞伎や能にくわしいわけではない〔わけにはいかない〕▽いくら平等だと...
とはかぎらない【とは限らない】
[共通する意味] ★当然・必然の否定および否定形による当為を表わす。[使い方]〔わけではない〕▽日本人だからといって、だれもが歌舞伎や能にくわしいわけではない〔わけにはいかない〕▽いくら平等だと...
べきではない(べきでない)
[共通する意味] ★当然・必然の否定および否定形による当為を表わす。[使い方]〔わけではない〕▽日本人だからといって、だれもが歌舞伎や能にくわしいわけではない〔わけにはいかない〕▽いくら平等だと...
わけではない
[共通する意味] ★当然・必然の否定および否定形による当為を表わす。[使い方]〔わけではない〕▽日本人だからといって、だれもが歌舞伎や能にくわしいわけではない〔わけにはいかない〕▽いくら平等だと...
いっぴつまっさつ【一筆抹殺】
すべてを消し去ること。帳消しにすること。よく考えることなく、軽率に過去の美点や功績をすべて消し去ってしまうこと。▽「抹殺」は消してなくす、塗り消す意。人や物事の存在を否定すること。「殺」は助字。
えんりょえしゃく【遠慮会釈】
つつましく控え目にして、他人のことを思いやること。▽「会釈」は軽くおじぎをすることから、相手を思いやる意。一般には「遠慮会釈もない」と否定の表現を伴う。
くうそくぜしき【空即是色】
固定的な実体がなく空くうであることで、はじめて現象界の万物が成立するということ。万物の真の姿は実体がなく空だが、その空は一方的にすべてを否定する虚無ではなく、それがそのままこの世に存在する物の姿でもある意。▽仏教語。「空」は固定的な実体のないこと。「色」はいろ、かたちあるもの。この世のすべての物質的存在のこと。
ぜかひか【是耶非耶】
善悪の判断を下すこと。ある物事を承認するか否定するかの判断。また、その判断を下す前の迷い。
はじゃけんしょう【破邪顕正】
誤った考えを打破し、正しい考えを示し守ること。不正を破って、正義を明らかにすること。▽仏教語。「破邪」は邪道・邪説を打ち破ること。「正」は「せい」とも読む。
アリウス【Arius】
[250ころ〜336]アレクサンドリアの司祭。正統派の三位一体説に対し、キリストの神性を否定してその被造者性を主張。ニカイア公会議で異端者として追放された。
いえなが‐さぶろう【家永三郎】
[1913〜2002]歴史学者。愛知の生まれ。東京教育大・中央大教授。古代から近代にいたる日本思想史を研究。三次にわたる教科書裁判の原告としても知られる。著書に「日本思想史に於ける否定の論理の発...
おの‐とおざぶろう【小野十三郎】
[1903〜1996]詩人。大阪の生まれ。帝塚山学院短大教授。本名、藤三郎。詩誌「赤と黒」同人。反俗・反権力のアナーキズム詩人として出発、短歌的叙情の否定を提唱。戦後は勤労者のための大阪文学学校...
おの‐の‐おつう【小野お通】
安土桃山時代の女性。織田信長や豊臣秀吉・秀次らに仕えたという。音曲・書画にすぐれ、浄瑠璃「十二段草子」の作者と伝えられるが、現在では否定されている。生没年未詳。
かとう‐ひろゆき【加藤弘之】
[1836〜1916]思想家・教育者。兵庫の生まれ。初め明六社の一員として「真政大意」などで天賦人権・自由平等を説き、立憲政治の啓蒙(けいもう)に努めたが、のち「人権新説」などで天賦人権否定論・...