愛想(あいそ)も小想(こそ)も尽(つ)き果(は)・てる
《「こそ」は口調をよくするために添えたもの》あきれ果てて、全く好意が持てなくなる。
あい‐は・てる【相果てる】
[動タ下一][文]あひは・つ[タ下二]「果てる」の改まった言い方。死ぬ。終わる。「みずから—・てる」
あ‐が・く【足掻く】
[動カ五(四)] 1 手足を振り動かしてもがく。じたばたする。「水面に浮かび上がろうと—・く」 2 活路を見いだそうとして必死になって努力する。あくせくする。「今さら—・いてもしかたがない」 3...
あき‐の‐しも【秋の霜】
1 晩秋に降りる霜。《季 秋》「生涯に一度の旅程—/蛇笏」 2 白髪のたとえ。「数ふれば四十あまりの—身のふり行かむ果てを知らばや」〈後拾遺・雑秋〉 3 《「秋霜(しゅうそう)」を訓読みにした語...
あさじう‐の‐やど【浅茅生の宿】
浅茅が一面に生えて、荒れ果てた住まい。あさじがやど。「雲のうへも涙にくるる秋の月いかですむらむ—」〈源・桐壺〉
呆れ果てる
be dum(b)foundedこの寒いのに泳ぐとは全くあきれ果てたやつだI was dumbfounded [《口》 flabbergasted] to see you swimming in...
挙句
よく考えたあげく招待を断ったHe declined the invitation after thinking it over carefully.彼は長い病気のあげくに亡くなったHe died...
あげくのはてに【あげくの果てに】
徹夜で仕事をし,あげくの果てに体をこわして一週間寝込んでしまったHe worked on the project all night and ended up getting sick and ...
荒れ果てる
go [fall] to ruin; be dilapidated荒れ果てた土地desolate land/wasteland荒れ果てた小屋a run-down [tumbledown] hut...
荒れる
I1〔特に海がしける〕be rough;〔あらしになる〕be stormy今日は荒れそうだIt looks 「as if [like] it's going to be rough today....
はて【果て】
[共通する意味] ★最後に行き着く所。[英] the end[使い方]〔果て〕▽彼は名門貴族のなれの果てだ▽軍拡競争の果ては人類の滅亡だ〔果てし〕▽果てしのない戦い〔限り〕▽自然資源には限りがあ...
かぎり【限り】
[共通する意味] ★最後に行き着く所。[英] the end[使い方]〔果て〕▽彼は名門貴族のなれの果てだ▽軍拡競争の果ては人類の滅亡だ〔果てし〕▽果てしのない戦い〔限り〕▽自然資源には限りがあ...
きり
[共通する意味] ★最後に行き着く所。[英] the end[使い方]〔果て〕▽彼は名門貴族のなれの果てだ▽軍拡競争の果ては人類の滅亡だ〔果てし〕▽果てしのない戦い〔限り〕▽自然資源には限りがあ...
はてし【果てし】
[共通する意味] ★最後に行き着く所。[英] the end[使い方]〔果て〕▽彼は名門貴族のなれの果てだ▽軍拡競争の果ては人類の滅亡だ〔果てし〕▽果てしのない戦い〔限り〕▽自然資源には限りがあ...
こときれる【事切れる】
[共通する意味] ★息が絶える。[英] to die[使い方]〔事切れる〕(ラ下一)▽彼は一言も残さずに事切れた▽抱き起こしたときには友はすでに事切れていた〔絶え果てる〕(タ下一)▽息が絶え果て...
あおいきといき【青息吐息】
非常に困ったときや、きわめて苦しいときに発する元気のないため息。また、そのようなときの状態をいう。大きな心労・苦労があるとき、心身ともに疲れ果て、苦しそうな息づかいをすることから。▽「青息」は苦しいときの息。青ざめて息を吐くからとも、大息おおいきの転からともいう。「吐息」はため息。「―息」の熟語を重ねることで語調を整え、意味を強めたもの。
いちぼうむぎん【一望無垠】
一目でかなたまで広々と見渡されること。見晴らしのよいたとえ。また、広々として見渡される美しい景色のたとえ。▽「無垠」は果てしないこと。「垠」は地の果て。「一望いちぼう垠はて無なし」と訓読する。
えいえいむきゅう【永永無窮】
いつまでも永遠に果てることなく続くさま。長く続いてきわまりないさま。時の果てしなく長いたとえ。▽「永永えいえいとして窮きわまり無なし」と訓読する。
えいきゅうふへん【永久不変】
いつまでも果てしなく続いて変わらないこと。
えいすいふきゅう【永垂不朽】
名声や業績などが末長く伝えられ、決して滅びないこと。▽「垂」はたれる意から、後世に示し伝えること。「不朽」は名声や業績が朽ち果てない、後世まで伝わり残る意。
イ‐フェソン【李恢成】
[1935〜 ]小説家。サハリン(樺太(からふと))の生まれ。戦後、北海道に移住。朝鮮総連、朝鮮新報社勤務のかたわら、創作に打ち込む。「砧(きぬた)をうつ女」で芥川賞受賞。他に「約束の土地」「見...
うめざき‐はるお【梅崎春生】
[1915〜1965]小説家。福岡の生まれ。海軍での体験を通して人間の心理を追究し、戦後文学の代表者の一人となった。「ボロ家の春秋」で直木賞受賞。他に「桜島」「日の果て」「幻化」など。
おおしろ‐たつひろ【大城立裕】
[1925〜2020]小説家。沖縄の生まれ。米国軍占領下の沖縄で高校教師となり、のち琉球政府に勤務。沖縄史料編集所長、沖縄県立博物館長を務める。かたわら小説を執筆、「カクテル・パーティー」で芥川...
くつ‐げん【屈原】
[前340ころ〜前278ころ]中国、戦国時代の楚(そ)の政治家・詩人。名は平。原は字(あざな)。楚の王族に生まれ、懐王に仕え内政・外交に活躍したが、讒言(ざんげん)により次の頃襄(けいじょう)王...
セリーヌ【Louis-Ferdinand Céline】
[1894〜1961]フランスの小説家。第一次大戦後、世界の悪意と人間の悲惨を描いた作品で物議をかもす。のち、反ユダヤ主義の著作を発表し、第二次大戦後に戦犯の罪に問われた。作「夜の果てへの旅」「...