せんしんいちい【専心一意】
⇒ いちいせんしん(一意専心)
せんしんばんく【千辛万苦】
さまざまな苦労や困難をしていくこと。また、そうした苦しみ。▽「千」「万」は数の多いことを示す。「辛苦」が千も万もあるという意。
せんじょうのたん【川上之嘆】
無常に過ぎ行く時間への嘆き。過ぎた歳月は、川の水と同じで、二度と元へは戻らないということ。
せんじょうばんき【千乗万騎】
大規模で堂々とした行列のこと。天子の行列のこと。▽「千」「万」は数の多いことを示す。「千乗」は兵車千台。「乗」は車を数える単位。「万騎」は騎馬隊一万騎。車や騎馬隊が非常に多く連なった権力者、おもに天子の行列を指す。
せんじょうばんたい【千状万態】
「千態万状」に同じ。
せんせいこうげき【先制攻撃】
敵が、戦いの準備などをしている間に、先手を取って攻撃をしかけること。向かってくる相手より先に攻めること。
せんせいせんし【先聖先師】
孔子とその高弟顔回のこと。また、孔子の尊称。さらに孔子の理想とした政治家周公と孔子のこと。▽「先聖」は昔の聖人。「先師」は聖人の教えを広めるのに大功のあった人。また、師として仰ぎ学ぶべき昔の賢人。古代の中国では、学校を建てると先聖と先師を祭る決まりになっていた。先聖・先師をだれと見なすかは、時代によって異なる。わが国では、孔子を先聖、顔回を先師の筆頭として祭ったことから、孔子と顔回の意味で解釈する。
せんせんきょうきょう【戦戦兢兢】
恐れてびくびくしている様子。何かに恐れて気をつけ慎む様子。▽「戦戦」は震えて恐れること。「兢兢」は緊張して恐れるさま、恐れて戒め慎むさま。「兢」は「恐」とも書く。
せんせんきょうきょう【戦戦恐恐】
[ト・タル][文][形動タリ]おそれて、びくびくするさま。おそれつつしむさま。「—として父親の怒りが治まるのを待つ」
せんせんふこく【宣戦布告】
相手国に対して、戦争を宣言して公布すること。これにより、戦闘状態に入り、戦争が開始される。