いったいぶんしん【一体分身】
一つの物事をもとにして、そこから分かれ出たいくつかの物事。一つのものからいくつかに分かれること。また仏教で、諸仏菩薩しょぶつぼさつが衆生しゅじょうを救うために、さまざまに化身して出現すること。▽後者は「いったいふんじん」とも読む。
しぶんごれつ【四分五裂】
ばらばらになってしまうこと。まとまりのあるものが秩序を失い、乱れること。
てんちかいびゃく【天地開闢】
天と地ができた世界の始まり。世界の初め。▽「開闢」は開き分かれること。古代中国では混沌こんとんとした一物が二つに分かれて天と地となり、世界が始まったと考えられていた。
ばくすいりょうき【麦穂両岐】
麦の穂が二またになって実る意から、豊作のしるし。また、善政が敷かれていることのたとえ。▽「両岐」は二またに分かれること。「岐」は「ぎ」とも読む。