こう‐はい【荒廃】
[名](スル) 1 建物や土地などが荒れはてること。「戦争で国土が—する」 2 荒れすさむこと。「人心の—した社会」 [補説]書名別項。→荒廃
こう‐ぼ【酵母】
子嚢菌(しのうきん)類の球形または楕円形の単細胞の菌。ふつう、出芽によって増殖し、アルコール発酵を行うので、酒の醸造やパン製造に利用される。酒酵母・ビール酵母・ぶどう酒酵母・パン酵母など、多くの...
こうや‐ひじり【高野聖】
1 地方伝道のために、高野山から派遣された回国の僧。学侶方(がくりょがた)・行人方(ぎょうにんがた)に対して、聖方(ひじりかた)のこと。のちには、高野山の下級の僧。また、その服装をした乞食僧(こ...
こがね‐むし【黄金虫/金亀子】
1 甲虫目コガネムシ科の昆虫。体長約2センチ。体は広卵形で、背面は強い光沢のある濃緑色または紫紅色。夏に出現し、広葉樹の葉を食する。《季 夏》「落ちしまま翅(はね)はみ出せる—/正雄」 2 甲虫...
こ‐がらし【木枯らし/凩】
1 《木を吹き枯らすものの意》秋の末から冬の初めにかけて吹く強く冷たい風。《季 冬》「海に出て—帰るところなし/誓子」 2 すりこぎをいう近世女性語。 [補説]「凩」は国字。 [補説]作品名別項...
こ‐きょう【故郷/古郷】
生まれ育った土地。ふるさと。郷里。「—へ帰る」「第二の—」「生まれ—」 [補説]作品名別項。→故郷
こ‐くう【虚空】
[名] 1 何もない空間。大空。「—に消える」「—にのぼる」 2 仏語。何も妨げるものがなく、すべてのものの存在する場所としての空間。
[名・形動ナリ] 1 事実にもとづかないこと。また、そ...
こく‐ご【国語】
1 一国の主体をなす民族が、共有し、広く使用している言語。その国の公用語・共通語。 2 日本の言語。日本語。 3 「国語科」の略。「—の先生」 4 外来語・漢語に対して、日本固有の言葉。和語。大...
こくし‐むそう【国士無双】
1 国士の中で並ぶ者もない人物。天下第一の人物。 2 マージャンの役満貫の一。一と九の数牌(シューパイ)と字牌(ツーパイ)を各1個ずつ計13牌をそろえ、そのうち一種類だけが2個になるようにそろえ...
こく‐ちょう【黒鳥】
カモ科の鳥。全長約1.2メートル。体形はハクチョウに似るが、全身黒色で、くちばしは紅色。オーストラリアの原産。《季 冬》 [補説]書名別項。→黒鳥