かさ‐だか【嵩高】
[形動][文][ナリ] 1 分量や体積が大きいさま。かさばるさま。「—な荷物」 2 高圧的で横柄なさま。「—な口のきき方」 3 大げさなさま。「お庄は余り—なような気がして」〈秋声・足迹〉
かなぼう‐ひき【金棒引き/鉄棒曳き】
1 金棒2を突き鳴らしながら夜警などをすること。また、その人。 2 うわさなどを大げさに触れ回る人。
カリカチュア【caricature】
特徴を大げさに強調して描いた風刺画。戯画。カリカチュール。文章や芝居での風刺的な表現にもいう。 [補説]語源はイタリア語のcaricaturaで、荷の積み過ぎ、誇張の意。
きょ‐たん【虚誕】
根拠のないことを大げさにいうこと。でたらめ。ほら。「—妄説を軽信して」〈福沢・学問のすゝめ〉
ぎょう【仰】
[常用漢字] [音]ギョウ(ギャウ)(漢) コウ(カウ)(慣) ゴウ(ガウ)(呉) [訓]あおぐ おおせ おっしゃる 〈ギョウ〉 1 上を見あげる。あおぐ。「仰臥(ぎょうが)・仰角・仰視・仰天...
ぎょうぎょう‐し・い【仰仰しい】
[形][文]ぎゃうぎゃう・し[シク]大げさである。「—・く飾りたてる」「—・いあいさつ」 [補説]「仰仰」は近世以降の当て字で、室町時代の表記からみると、「業業(げふげふ)」「凝凝(ぎょうぎょう...
ぎょう‐さん【仰山】
[形動][文][ナリ] 1 言動や物事が大げさなさま。「—ないでたちで現れる」「—な身ぶりで話す」 2 程度や数量のはなはだしいさま。副詞的にも用いる。「—なおみやげをいただきまして」「今日は—...
くさ・い【臭い】
[形][文]くさ・し[ク] 1 不快なにおいを感じる。いやなにおいがする。「ごみ捨て場が—・くにおう」「息が—・い」 2 疑わしいようすである。怪しい。「あのそぶりはどうも—・い」「—・い仲」...
くち‐だて【口立て】
《「くちたて」とも》 1 完全な脚本がなく、おおよその筋だけ立てておき、俳優どうしが口頭の打ち合わせで芝居をまとめていくこと。 2 大げさに言い立てること。「年がよったほどに—をばせいで」〈史記...
けい‐こう【傾向】
1 物事の大勢や態度が特定の方向にかたむくこと、または、かたむきがちであること。「最近の消費者の—」「彼は大げさに言う—がある」 2 思想的にある特定の方向にかたよること。特に、左翼的思想にかた...