あい‐ぼ【愛慕】
[名](スル)愛して、懐かしみ慕うこと。「—の情」「英国の風を—し」〈織田訳・花柳春話〉
あたたか【暖か/温か】
[形動][文][ナリ] 1 (暖か)暑すぎもせず、寒くもなく、程よい気温であるさま。あったか。「—な小春日和」《季 春》「—な雨がふるなり枯葎(かれむぐら)/子規」 2 (温か)物が冷たくなく、...
あたたか・い【暖かい/温かい】
[形][文]あたたか・し[ク]《形容動詞「あたたか」の形容詞化》 1 (暖かい)寒すぎもせず、暑すぎもせず、程よい気温である。あったかい。「—・い部屋」「—・い地方」《季 春》「—・きドアの出入...
あたたま・る【暖まる/温まる】
[動ラ五(四)] 1 熱を受けて程よい温度になる。あったまる。「風呂に入って—・る」「スープが—・る」 2 (温まる)心が満ち足りてほのぼのと和やかになる。「心の—・る言葉」 3 (暖まる)金回...
あて‐のみ【当て飲み】
他人の懐を当てにして酒を飲むこと。「舌を吐きつつ口に手を、—は現(げ)に盗(ぬすびと)上戸」〈読・八犬伝・三〉
あり‐たけ【有り丈】
《「ありだけ」とも》 [名]「ありったけ
」に同じ。「—の懐中物を帯の間から取出して見ると」〈有島・或る女〉
[副]「ありったけ
」に同じ。「白い髯を—生やしているから年寄と云う事だけは別(...
いい‐すて【言(い)捨て】
《「いいずて」とも》 1 言い捨てること。また、言い捨てた言葉。言いっぱなし。「—にして立ち去る」 2 連歌・俳諧で、句を懐紙に書き留めないで詠み捨てること。また、その座興の句。「只今は連歌の—...
いしょう‐づくし【衣装尽(く)し】
着物にぜいたくの限りを尽くすこと。「袖重ねの—、鹿子(かのこ)ならざる小褄(こづま)もなく」〈浮・懐硯・五〉
いた・む【痛む/傷む】
[動マ五(四)] 1 病気や傷などのために、からだに痛みを覚える。痛くなる。「下腹が—・む」「のどがひりひり—・む」 2 心に痛いほどの悲しみや苦しみを感じる。せつなく悩む。「遺族の気持ちを思...
いた・める【痛める/傷める】
[動マ下一][文]いた・む[マ下二] 1 からだを傷つける。痛くする。「足を—・める」「腹を—・めた子」 2 精神的に苦痛を与える。悩ます。「小さな胸を—・める」「借金で頭を—・める」 3 (傷...