あげはちょう【揚羽蝶/鳳蝶】
1 アゲハチョウ科のチョウ。翅 (はね) の開張8〜12センチ、黄色に黒色のすじや斑点がある。幼虫はミカン・サンショウなどの葉を食べ、柚子坊 (ゆずぼう) とよばれる。なみあげは。 2 鱗翅 (りんし) 目アゲハチョウ科のチョウの総称。大形で、多くは後ろ翅に長い突起がある。クロアゲハ・キアゲハ・アオスジアゲハなど。《季 夏》「我が来たる道の終りに—/耕衣」
あげはのちょう【揚羽の蝶】
紋所の名。アゲハチョウの側面を図案化したもの。
あげはもどき【擬鳳蝶蛾/揚羽擬】
鱗翅 (りんし) 目アゲハモドキガ科のガ。翅 (はね) の開張6センチくらい。ジャコウアゲハに似て全体に黒色、後ろ翅に赤黄色の斑紋がある。