かくねんりょうサイクル【核燃料サイクル】
1 ウラン鉱石の採鉱・製錬から、転換・濃縮・加工を経て核燃料として利用し、使用済み核燃料を再処理して、再び使用し、残りを廃棄するまでの一連の過程。核燃サイクル。原子燃料サイクル。 2 1の過程の中で、特に、原子力発電所から出る使用済み燃料を再処理して、ウランやプルトニウムなどの有用資源を回収し、再び燃料として使用すること。使用済み燃料から分離されたウランやプルトニウムはMOX燃料に加工され、プルサーマルや高速増殖炉で利用される。
かくねんりょうサイクルかいはつきこう【核燃料サイクル開発機構】
高速増殖炉を中心とした核燃料サイクル技術の開発・実用化を目的に、平成10年(1998)に動力炉・核燃料開発事業団を改組し設立された特殊法人。平成17年(2005)日本原子力研究所と統合し、日本原子力研究開発機構となる。JNC(Japan Nuclear Cycle Development Institute)。
かくねんりょうさいしょり【核燃料再処理】
使用済み核燃料から燃え残りのウランや新たに生成したプルトニウムを回収し、放射性廃棄物を貯蔵・処分できるように化学的処理をすること。単に再処理ともいう。
出典:gooニュース
関西電力、核燃料物質と核汚染物質の運搬で通知漏れ 文部科学省から厳重注意
関西電力は30日、原子力発電所の核燃料物質と核汚染物質の運搬について、原子力損害賠償法に基づき義務づけられた文部科学省への通知に漏れが2件あったとして、同省から厳重注意を求められた。「手続きを失念していた」という。
関電が核燃料物質の運搬に必要な通知怠る、担当者が失念…文科省が厳重注意
関電は原子力損害賠償法に基づいて文科省と補償契約を交わしており、核燃料物質や核燃料物質によって汚染された物を運搬する際、同省に通知することが義務づけられている。同社は「業務処理プロセスの見直しなど再発防止に万全を期したい」としている。
関電、核燃料巡り通知漏れ
関西電力〈9503〉は30日、核燃料物質などの運搬で文部科学省への通知が漏れていたとして、同省から厳重注意を受けたと発表した。関電は「再発防止に万全を期す」としている。
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