うたごかい‐はじめ【歌御会始(め)】
「歌会始め1」に同じ。
うた‐ごころ【歌心】
1 和歌を詠もうとする心持ち。また、和歌についての素養。「多少の—はある」 2 和歌のもつ意味。和歌のモチーフ。歌の心。
うた‐ざいもん【歌祭文】
近世俗曲の一。死刑・情死などの事件やその時々の風俗をつづった文句を、門付け芸人が三味線などの伴奏で歌って歩いた。山伏が錫杖(しゃくじょう)を振り鳴らし、ほら貝を吹いて、神仏の霊験を唱え歩いた祭文...
うたざわ【歌沢/哥沢】
1 うた沢節の家元の家号。 2 「うた沢節」の略。
うたざわ‐ぶし【歌沢節/哥沢節】
俗曲の一種。端唄(はうた)を主にしたものに他の音曲を加味した曲風で、品格のあるゆったりした歌い方が特徴。寅派(歌沢)と芝派(哥沢)がある。両派を併せてよぶときは「うた沢」と書く。
うたざわ‐やまとのだいじょう【歌沢大和大掾】
[1797〜1857]歌沢節の創始者。江戸の人。本名、笹本彦太郎。号、笹丸。安政4年(1857)嵯峨(さが)御所から掾号を受けて一流を樹立。
うたしない【歌志内】
北海道中部の市。石狩炭田北部の炭鉱町として発展。市制時の昭和33年(1958)には4.1万人であった人口が相次ぐ炭鉱の閉山により激減。国際スキー場がある。アイヌ語「オタウシナイ(砂の多い川)」か...
うたしない‐し【歌志内市】
⇒歌志内
うた‐じづくし【歌字尽(く)し】
部首の共通した漢字を、覚えやすく歌で示した、江戸時代の書物。内容は、椿(つばき)・榎(えのき)・楸(ひさぎ)・柊(ひいらぎ)・桐(きり)を「春つばき夏はえのきに秋ひさぎ冬はひらぎに同じくはきり」...
うた‐せっきょう【歌説経】
《「うたぜっきょう」とも》江戸時代、説経節の一節を歌謡風に歌ったもの。三味線などを伴奏とした。