出典:gooニュース
再液状化防ぐ工法「地下水位低下工法」に決定 対象範囲は持ち越す 富山・氷見市
能登半島地震で液状化被害が大きかった富山県氷見市は19日、再液状化を防ぐために検討していた対策工法を「地下水位低下工法」に決めました。「地下水位低下工法」は、道路の下に排水管を設置、液状化の原因となる地下水を流し、一帯の水位を下げて地盤の強度を高めるものです。熊本地震の被災地などで採用されています。
液状化地図を町に寄贈 内灘の郷土史家、辺本さん
●役場で展示へ 内灘町文化財保護審議会委員で郷土史家の辺本(なべもと)良治さん(73)=白帆台1丁目=は12日、能登半島地震の液状化被害をまとめた自作のビジュアル地図を町に寄贈した。町は役場に地図を展示し、来庁者への被害状況の周知と早期復興に向けた機運醸成に役立てる。
液状化被害は「東高西低」、直近50年で25% 過去840年分析
著書「日本の液状化履歴マップ 745―2008」(東京大学出版会)と、若松氏が現地調査や文献などから液状化が起きたと確認した場所のデータを活用。液状化は広範囲で起きることが多く、地点数でカウントすることが難しいため、市区町村単位で分類した。 データがある1185~2024年に液状化が起きたとみられる地震は160あり、うち直近50年間に41地震が発生していた。
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