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1 玉を貫き通した細ひも。また、その宝玉の首飾り。
「初春の初子 (はつね) の今日の玉箒 (たまばはき) 手に取るからに揺らく—」〈万・四四九三〉
2 《玉をつなぐ緒が短いところから》短いことのたとえ。
「逢ふことは—ばかり思ほえてつらき心の長く見ゆらむ」〈伊勢・三〇〉
3 《魂 (たま) の緒の意から》生命。いのち。
「—よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする」〈新古今・恋一〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
たまのおの【玉の緒の】
[枕] 1 玉を通す緒の意で、その長短から「長し」「短し」、乱れたり切れたりすることから「思ひ乱る」「絶ゆ」「継ぐ」、玉が並んでいるようすから「間 (あひだ) もおかず」などにかかる。「—長き春日を」〈万・一九三六〉 「—絶えたる恋の繁きこのころ」〈万・二三六六〉 2 魂 (たま) の緒の意から、「現 (うつ) し」「いのち」にかかる。「—現し心や年月の行きかはるまで妹に逢はざらむ」〈万・二七九二〉
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