[動ラ五(四)]

  1. 物音がやんで静かになる。「会場が—・る」

  1. 勢力が衰える。威力がなくなる。「火事が—・る」「嵐が—・る」

  1. 騒動混乱がなくなる。平穏になる。「動乱が—・る」

  1. 気持ちの乱れやからだの痛みなどがなくなる。「怒りが—・る」「動悸 (どうき) が—・る」「歯痛が—・る」

  1. 神霊鎮座する。「太古より—・ります御霊 (みたま) 」

  1. 態度などが落ち着く。

    1. 「人の気色見つべく—・れるを」〈空蝉

  1. 寝入る。

    1. 「人—・るほど夜いたくふけて」〈新古今・恋三・詞書

[補説]345は多く「鎮まる」と書く。

出典:青空文庫

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