目(め)も遥(はる)に
目の届くかぎりはるかなさま。和歌では「春」「芽も張る」などに掛けて用いる。「津の国の難波の葦の—しげき我が恋人しるらめや」〈古今・恋二〉
目(め)を極(きわ)・む
目の届くかぎり遠方を見る。「あかねさしいはとの山も見えぬべく—・めてもてれる夏かな」〈曽丹集〉
や‐がかり【矢懸かり】
射る矢の届く所。「目に見ゆるほどの鳥にて、—ならんずるに」〈太平記・一二〉
ゆうこう‐そう【有光層】
海洋や湖沼における、太陽光が届く範囲の水深。近年は、光合成を行うことができる、より浅い水深の真光層と区別される。
ゆう‐びん【郵便】
1 書状・はがきや荷物などを宛先の人に送り届ける通信事業。日本の郵便制度は前島密(まえじまひそか)により、明治4年(1871)発足。官営事業から平成15年(2003)日本郵政公社として公社化され...
ゆう‐やけ【夕焼け】
日没のころ、西の空が赤く見える現象。昼間よりも太陽光線が大気中を通過する距離が長いため、波長の短い青色光は途中で散乱して届かず、赤色光だけが届くことによる。《季 夏》「—に向って歩み入る如し/汀女」
ゆう‐よう【悠揚】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとしてこせこせしないさま。落ち着いているさま。「—たる物腰」「—迫らぬ態度で対する」 [名]ゆるやかにあがること。また、はるか遠くまで届くこと。「梵音雲...
ゆき‐とど・く【行(き)届く】
[動カ五(四)] 1 すべてに行き渡る。すみずみまで注意が届く。いきとどく。「掃除が—・く」「万事に—・いた人」 2 ある程度、また、ある所に至りつく。およぶ。到達する。「女郎の総数は、…なかな...
ゆき‐わた・る【行(き)渡る】
[動ラ五(四)] 1 広い範囲にもれなく届く。隅々にまで及ぶ。いきわたる。「全家庭に—・る」 2 世間に広く普及する。いきわたる。「宣伝が—・る」 3 行って渡る。渡り行く。「にはたづみ川—・り...
リーチ【reach】
1 テニスで、ラケットの届く範囲。 2 ボクシングで、腕を伸ばして届く距離・範囲。 3 ホッケーで、選手がスティックを前後左右に伸ばしたときのプレーできる範囲。 4 テレビやインターネット上の広...