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[動マ五(四)]

  1. 相手弱点やすきに乗じて事を行う。機会を抜け目なく利用して自分有利になるようにする。つけいる。「人の弱みに—・む」

  1. 帳面などに仕訳 (しわけ) をしないで事項を順々に記入する。「支出を—・む」

  1. 事務処理の上で、記入してはいけない余分金額を書き加える。「帳簿に—・む」

  1. あとを追って居所をつきとめる。

    1. 「おせんが帰るに—・み」〈浮・五人女・二〉

  1. 座敷などを前もって予約する。

    1. 「一度逢うた太鼓持ちも、かぎ出して来て—・めば」〈滑・浮世瓢箪〉

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