[動カ五(四)]
  1. 物が、置いておくのに適当場所にきちんと納まる。散らかっていた物が整えられた状態になる。「やっと部屋が—・いた」「机の上が—・く」

  1. 物事が一定の形に決まる。事態が落ち着く。

    1. 「人間の運命は中々—・かないもんだな」〈漱石道草

  1. めんどうな物事がうまく収拾される。問題などが解決する。「例の一件が—・いた」「懸案が—・く」

  1. 嫁にいく。「娘が—・く」

  1. じゃまになる者がいなくなる。

  1. あるものに片側が接する。

    1. 「谷—・きて家居せる君が聞きつつ告げなくも憂し」〈・四二〇七〉

[動カ下二]かたづける」の文語形。

出典:青空文庫

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