• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像
[形ク]《「いち」は、勢いのはげしい意の接頭語、「はやし」は、激しい、鋭いなどの意》
  1. 霊威霊験が著しく恐ろしい。

    1. 「熱田神 (あつたのかみ) 、—・くおはしまして…やがてたち所に、罰せさせおはしましければ」〈宇治拾遺・三〉

  1. 情け容赦ない。はげしい。

    1. 「—・き世のいと恐ろしう侍るなり」〈須磨

  1. 気性がはげしい。気が強い。

    1. 「后の御心—・くて」〈・賢木〉

  1. すばやい。

    1. 「真言院の律師一人、—・く読む」〈宇津保・国譲下〉

  1. 気が早い。

    1. 「いまだ御五十日 (いか) だにきこしめさぬに、—・き御もてなし、めずらかなり」〈増鏡・おどろの下〉

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。