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辞書
1 コイ科タナゴ亜科の淡水魚。全長約10センチ。体は細長く、一対の口ひげは短く、背部は暗褐色、他は銀白色。産卵期の雄は背部から腹部にかけ青緑色から淡桃色、黒色に変わる婚姻色を示す。関東・東北地方の平野部の川や沼にすむ。食用。
2 コイ目コイ科タナゴ亜科の淡水魚の総称。産卵管を二枚貝の排水管に挿入し、内部のえらに卵を産みつけ、稚魚は孵化 (ふか) 後しばらく貝の中で成長したのちに外へ出る。産卵期の雄には美しい婚姻色を示すものが多い。アジア・ヨーロッパの温帯に広く分布し、日本にはタナゴ・ヤリタナゴ・ゼニタナゴ・バラタナゴなど15種が知られ、イタセンパラ・ミヤコタナゴは天然記念物。
3 ウミタナゴの別名。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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