出典:gooニュース
イランの最高指導者ハメネイ師「問題解決が目的ではなく支配のため」アメリカとの交渉を拒否か
こうした中、イランの最高指導者ハメネイ師は8日、「彼らの交渉は問題解決を目的としているのではなく、要求を押しつけ支配するためのもの」とアメリカとの直接交渉を拒否する考えを示しました。また、ハメネイ師は「アメリカは核問題だけではなく弾道ミサイルの射程を伸ばさないよう求めてくる」などと警戒していて、イランはこれまでと同様にフランスなどを通じて間接的に交渉するとみられます。
イラン最高指導者ハメネイ師「威圧的な政府の交渉は問題解決ではなく支配が目的」アメリカ名指しせずもトランプ大統領の核問題めぐる交渉の呼びかけ拒否か
アメリカのトランプ大統領がイランに対して核開発をめぐる交渉を呼びかけるなか、イランの最高指導者ハメネイ師は「威圧的な政府の交渉は、支配を目的としたものだ」として、交渉を拒否する姿勢を示しました。イランの最高指導者ハメネイ師は8日、テヘランで演説し、「威圧的な政府の交渉は、問題解決のためではなく、支配を目的としたものだ」と述べました。
トランプ大統領「イランのハメネイ師に書簡送った」核開発阻止へ“取り引き”呼びかけ
トランプ大統領は先月、イランに対して「最大限の圧力」をかける方針を表明していますが、ハメネイ師は強く反発、そのうえで「アメリカとの交渉は賢明ではない」とも述べていて、今後イランがアメリカの呼びかけに応じるかは不透明な情勢です。
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