クイビシェフ【Valerian Vladimirovich Kuybïshev】
[1888〜1935]ソ連の政治家。16歳から革命運動に加わり、十月革命後、共産党政治局員となり、国家計画委員会議長に就いたが、のち暗殺された。
くが‐かつなん【陸羯南】
[1857〜1907]新聞人・評論家。青森の生まれ。本名、中田実。新聞「日本」を創刊し、日本主義・国民主義の立場から政治批判を展開。著「羯南文集」「羯南文録」など。
クセルクセス【Xerxes】
[?〜前465]ペルシア帝国第4代の王。在位前486ころ〜前465。ダレイオス1世の子。エジプトの反乱を鎮定、また、ギリシャにも遠征して第3回ペルシア戦争をおこしたが、サラミスの海戦で敗れて帰...
くだら‐の‐かわなり【百済河成】
[782〜853]平安初期の画家。百済からの渡来人の子孫で、姓は余(あぐり)。のち百済朝臣の姓を賜る。武官であったが、画技にすぐれた。作品は現存しないが、正史に名を残す最初の画家。今昔物語による...
クック【James Cook】
[1728〜1779]英国の軍人・探検家。通称キャプテン=クック。1768年からの3回の世界周航で、太平洋東回り航路を開拓し、英国の太平洋方面進出の基礎を築く。諸島の発見・確認など地理上の功績が多い。
クトゥブッディーン‐アイバク【Quṭb al-Dīn Aibak】
[?〜1210]インド最初のイスラム王朝の王。奴隷から身を起こし、インドを支配した。→奴隷王朝
くどう‐すけつね【工藤祐経】
[?〜1193]鎌倉初期の武将。伊豆の人。所領の争いから同族の河津祐泰(かわづすけやす)を殺害。のち、その遺児の曽我祐成(そがすけなり)・時致(ときむね)の兄弟に、富士の巻狩りの陣中で殺された。...
くない‐きょう【宮内卿】
[?〜1204ころ]鎌倉初期の歌人。源師光(みなもとのもろみつ)の娘。後鳥羽院の女房。「千五百番歌合」に参加した歌から若草の宮内卿とよばれ、歌は新古今集以下の勅撰集に40首余り入集。
くにきだ‐どっぽ【国木田独歩】
[1871〜1908]詩人・小説家。千葉の生まれ。本名、哲夫。新体詩から小説に転じ、自然主義文学の先駆となる。代表作「武蔵野」「源叔父」「牛肉と馬鈴薯」「運命論者」など。
くにさだ‐ちゅうじ【国定忠次】
[1810〜1851]江戸末期の侠客。上野(こうずけ)の国定村の人。本名、長岡忠次郎。賭場(とば)荒らし・関所破りなどの罪で磔(はりつけ)の刑に処せられた。後世、講談・浪曲・芝居などに脚色。国...