出典:gooニュース
【追悼・曽野綾子さん】強盗をやさしく説得、批判を恐れない言葉…威厳と慈愛、優雅さにユーモアあふれた歩み
意欲的な創作活動のかたわら、保守のオピニオンリーダーとして活躍してきた曽野綾子さんが亡くなった。誤解を恐れない筆鋒、鋭い舌鋒から、畏怖、敬遠されることが少なくなかったが、素顔の曽野さんは、思いやりあふれ、誠実な情けのひと、一方で「天然」ぶりも時にのぞかせる魅力的な女性だった。
【訃報】作家の曽野綾子さん93歳 老衰のため
作家の曽野綾子(本名・三浦知寿子)さんが2月28日午後2時59分、老衰のため亡くなった。93歳だった。曽野さんは東京都生まれ。1954年に短編小説「遠来の客たち」で芥川賞候補となった。1995年から2005年まで日本財団会長を務め、2003年には文化功労者に選ばれた。
【追悼・曽野綾子さん】自分の病気に大騒ぎして、他人の病気は痛くもかゆくもない。「自分もその立場になったら」という不安を持つ能力に欠ける「幼児化」した日本人がなぜ増えたか
作家の曽野綾子さんが2月28日、老衰のため東京都内の病院で亡くなりました。享年93歳。1954年に『遠来の客たち』で文壇デビュー。『誰のために愛するか』『神の汚れた手』など多数の人気作を発表。1995年12月から2005年6月まで日本財団会長を務めています。曽野さんが日本人の幼児化について問題提起した、『幸福は絶望とともにある。』(ポプラ社)からの抜粋記事を再配信します。
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