ずしょ‐ひろさと【調所広郷】
[1776〜1849]江戸後期の薩摩(さつま)藩家老。島津重豪(しまづしげひで)・斉興(なりおき)に仕えて藩の財政を再建したが、密貿易が幕府に発覚して自殺。
せい‐せんかい【盛宣懐】
[1844〜1916]中国、清末の官僚資本家。武進(江蘇省)の人。字(あざな)は杏蓀(きょうそん)。李鴻章(りこうしょう)の下で、鉄道敷設事業などに尽力。のち、鉄道を担保に外国から借款を得るため...
せいわ‐てんのう【清和天皇】
[850〜881]第56代天皇。在位858〜876。文徳天皇の第4皇子。名は惟仁(これひと)。外祖父藤原良房が実質的な摂政となり、実権はほとんどなかった。水尾(みずのお)帝。
せき‐かんさい【関寛斎】
[1830〜1913]幕末・明治期の蘭方医。上総(かずさ)の人。佐倉順天堂の蘭方医佐藤泰然に入門、長崎でポンペに学ぶ。のち、徳島藩医となり、戊辰戦争では官軍の奥羽出張病院頭取を勤め、晩年は北海道...
セゼール【Aimé Césaire】
[1913〜2008]西インド諸島、仏領マルティニーク島の詩人・政治家。パリ留学中にサンゴールと交わり、ネグリチュード運動のリーダーとなる。1945年にマルティニーク島の中心都市フォール‐ド‐フ...
せつ【契】
中国古代の伝説上の人物。帝嚳(ていこく)の子で、禹(う)の治水を援助したのち、帝舜の司徒となり、殷(いん)の基礎を築いたという。
せんとう‐てい【宣統帝】
[1906〜1967]中国、清朝最後(第12代)の皇帝。在位1908〜1912。名は溥儀(ふぎ)。辛亥(しんがい)革命で退位。満州事変後の1934年、日本に擁立されて満州国皇帝となり、康徳帝と称...
そうあみ【相阿弥】
[?〜1525]室町後期の画家。真相とも称した。号、松雪斎・鑑岳。能阿弥の孫、芸阿弥の子で、同じく足利義政の同朋衆となり、「君台観左右帳記(くんだいかんそうちょうき)」の大成に尽力。諸芸に秀でた...
そうきゅう【蒼虬】
⇒成田蒼虬(なりたそうきゅう)
そう‐そう【曹操】
[155〜220]中国、三国時代の武将。魏(ぎ)の始祖。譙(しょう)(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は孟徳(もうとく)。後漢末、黄巾の乱の鎮圧を機に勢力を伸ばし、中国北部を統一。南下を試み...