マリア‐テレジア【Maria Theresia】
[1717〜1780]オーストリアの君主。在位1740〜1780。フランツ1世の妃。マリー=アントワネットの母。父カール6世の死後、ハプスブルク家の全領土を相続。オーストリア継承戦争・七年戦争...
まんざん‐どうはく【卍山道白】
[1636〜1715]江戸前期の曹洞宗の僧。備後(びんご)の人。加賀大乗寺の月舟宗胡に師事。当時乱れていた法系嗣承を改めるために尽力。著「宗統復古志」など。復古道人。
みうら‐よしずみ【三浦義澄】
[1127〜1200]鎌倉初期の武将。義明の子。源頼朝の挙兵に参加し、壇ノ浦の戦いなど各地に転戦して鎌倉幕府の成立に尽力した。
みぎし‐せつこ【三岸節子】
[1905〜1999]洋画家。愛知の生まれ。女子美術学校卒。三岸好太郎の妻。女流画家協会を設立。情熱的な色彩、重厚で力強い画風で知られる。「梔子(くちなし)」で芸術選奨を受賞したほか、「さいたさ...
みずの‐りはち【水野利八】
[1884〜1970]実業家。岐阜の生まれ。スポーツ用品の水野兄弟商会(現ミズノ)を創業。実業団野球大会、関西学生連合野球大会などを中心に各地でスポーツ大会を実施。スポーツ用品の改良・普及に尽力した。
みつくり‐りんしょう【箕作麟祥】
[1846〜1897]法学者。江戸の生まれ。阮甫(げんぽ)の孫。フランスに留学。帰国後、明治政府のもとで法律の起草と制定に尽力し、司法次官・行政裁判所長官などを歴任。
みなもと‐の‐みつなか【源満仲】
[913〜997]平安中期の武将。経基の長男。鎮守府将軍。安和(あんな)の変で源高明を失脚させ、藤原氏に協力して地位を確立。摂津国多田に住んで、多田源氏を称した。多田満仲。
みやぎ‐みちお【宮城道雄】
[1894〜1956]箏曲(そうきょく)演奏家・作曲家。兵庫の生まれ。7歳ごろ失明。尺八家吉田晴風らとともに新日本音楽運動を起こし、邦楽界の改新に努力。洋楽器との合奏などを試み、また、邦楽器の改...
みやけ‐かんらん【三宅観瀾】
[1674〜1718]江戸中期の儒学者。京都の人。名は緝明(しゅうめい)。浅見絅斎(あさみけいさい)・木下順庵に学び、徳川光圀に招かれて「大日本史」の編纂に協力した。のち、幕臣として活躍。著「中...
みやざき‐とうてん【宮崎滔天】
[1871〜1922]中国革命の協力者。熊本の生まれ。本名、寅蔵。亡命中の孫文と知り合い、その革命運動を支援した。著「三十三年之夢」など。