ふくだ‐きよと【福田清人】
[1904〜1995]小説家・児童文学者。長崎の生まれ。昭和30年(1955)浜田広介らと日本児童文芸家協会を設立。同42年開館の日本近代文学館設立にも尽力した。作品に「春の目玉」「秋の目玉」「...
ふくだ‐たけお【福田赳夫】
[1905〜1995]政治家。群馬の生まれ。農相・蔵相・外相を歴任したのち、昭和51年(1976)首相。日中友好条約を締結。「昭和元禄」「狂乱物価」などを造語する。昭和53年(1978)退陣。長...
ふくだ‐ひでこ【福田英子】
[1865〜1927]婦人運動家。岡山の生まれ。旧姓、景山。自由民権運動に参加。大井憲太郎らと大阪事件に連座。明治40年(1907)雑誌「世界婦人」を創刊。著「妾(わらわ)の半生涯」など。
ふくだ‐へいはちろう【福田平八郎】
[1892〜1974]日本画家。大分の生まれ。装飾的傾向の強い、明快な色面構成の作品で知られる。文化勲章受章。
ふくだ‐やすお【福田康夫】
[1936〜 ]政治家。東京の生まれ。父の元首相赳夫の秘書官を経て、群馬県の地盤を継ぎ平成2年(1990)に衆議院議員に当選。平成12年(2000)から森喜朗・小泉純一郎両内閣で官房長官を務める...
ふくなが‐たけひこ【福永武彦】
[1918〜1979]小説家。福岡の生まれ。加田伶太郎の筆名で推理小説も執筆。小説「風土」「海市」「死の島」など。
ふくはら‐りんたろう【福原麟太郎】
[1894〜1981]英文学者・随筆家。広島の生まれ。東京教育大学教授。著「チャールズ=ラム伝」「文学と文明」など。
ふじえだ‐しずお【藤枝静男】
[1907〜1993]小説家。静岡の生まれ。本名、勝見次郎。戦後、眼科医のかたわら文筆生活に入る。志賀直哉に傾倒。現実と幻想を織り交ぜた私小説を書く。「空気頭」で芸術選奨。他に「欣求浄土(ごんぐ...
ふじさわ‐しゅう【藤沢周】
[1959〜 ]小説家。新潟の生まれ。書評紙「図書新聞」の編集のかたわら執筆活動を行い、現代の暴力を描く。作家専業となったのち「ブエノスアイレス午前零時」で芥川賞受賞。他に「外回り」「箱崎ジャン...
ふじわら‐の‐うまかい【藤原宇合】
[694〜737]奈良前期の公卿。式家の祖。不比等(ふひと)の三男。名は馬養(うまかい)とも書く。遣唐副使として渡唐。帰国後、蝦夷(えぞ)の反乱を平定。