いのう‐ただたか【伊能忠敬】
[1745〜1818]江戸中期の地理学者・測量家。上総(かずさ)の人。高橋至時(たかはしよしとき)に天文暦学を学ぶ。蝦夷(えぞ)、のちに全国の実地測量を行い、日本最初の実測地図を作製。著「大日本...
たかはし‐かげやす【高橋景保】
[1785〜1829]江戸後期の天文学者。大坂の人。至時(よしとき)の子。字(あざな)は子昌。号、観巣。書物奉行兼天文方筆頭として語学・地理学を修め、伊能忠敬(いのうただたか)の測量事業を監督、...
つづき‐やこう【都築弥厚】
[1765〜1833]江戸時代の豪農。三河の生まれ。矢作川から灌漑(かんがい)用水路(現明治用水)を引くため私財を投じて測量、幕府に願書を提出。工事が許可されるも実行前に破産・病没。
はざま‐しげとみ【間重富】
[1756〜1816]江戸中期の天文・暦学者。大坂の人。号、長涯・耕雲。富裕な商人の出身。麻田剛立(あさだごうりゅう)の門人で、幕府の寛政改暦や観測器械の改良に尽力。長崎の沿海測量も行った。
まみや‐りんぞう【間宮林蔵】
[1780〜1844]江戸後期の探検家。常陸(ひたち)の人。名は倫宗(ともむね)。伊能忠敬らに測量術を学び、幕命により樺太(サハリン)を調査。さらに海峡を渡って黒竜江下流を探検し、樺太が島である...
みよし‐たつじ【三好達治】
[1900〜1964]詩人。大阪の生まれ。「詩と詩論」に参加、のち堀辰雄らと「四季」を創刊。伝統詩を継承し、現代詩における純粋な叙情性を追求した。詩集「測量船」「南窗(なんそう)集」、詩論集「諷...
もがみ‐とくない【最上徳内】
[1754〜1836]江戸後期の探検家。出羽の人。名は常矩(つねのり)。本多利明に天文・測量などを学び、天明5年(1785)幕命による蝦夷(えぞ)地調査に随行。のち、択捉(えとろふ)・得撫(ウル...