猿若の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

  1. 初期歌舞伎で、こっけいな物まねや口上の雄弁術などを演じた役柄道化方 (どうけがた) の前身。

  1. 1を主人公とした歌舞伎狂言または所作事諸種演目があったが、中村座寿狂言として伝わる「猿若」の台本は、現存最古の歌舞伎脚本とされる。

  1. 江戸時代の大道芸人で、歌舞伎の猿若をまねて、こっけいな一人狂言をして歩いた者。

江戸歌舞伎の創始者で、猿若の芸を専門とした初代中村勘三郎およびその一族の別名
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