出典:gooニュース
佐野政言はなぜ、田沼意次の息子・意知を斬りつけたのか?その実像と事件の真相、「世直し大明神」と呼ばれた理由
権勢をふるう田沼意次・意知父子が、様々な改革を試み、人々から憎悪された。 父子を憎む人々は、田沼意次は老齢でそれほど先は長くないが、子の意知はまだ若く、改革を続けるに違いない。 そのため、佐野政言が意知の殺害を実行したという。 こちらは、オランダ商館長のティツィングが著した『日本誌』に記されており、信憑性を疑う声もある。
松平定信は「田沼意次を二度も刺そうと思った」…徳川家御三卿から男児が"排除"された末に起こったこと
ところが、定信は子孫のために記したとする自伝の『宇下人言(うげのひとこと)』(定信の漢字を分解した書名)には、「治察の臨終に際して宝蓮院(父の正室)が稲葉から、定信の田安家相続に対する協力を取り付けたが、治察の死後に田沼意次らが約束を破った」と記している(『人物叢書 松平定信』)。
大河ドラマ関連 田沼意次ら題材に講演会、3月8日にきらら鎌倉〈鎌倉市〉
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で登場する田沼意次らを題材にした講演会が3月8日(土)、鎌倉生涯学習センター(きらら鎌倉)で開催される。「田沼意次・松平定信時代の国際問題」と題し、講師は東洋大学の岩下哲典教授。蝦夷地探検などの国際問題が起きた時代に、幕府がどう対処したかを解説する。午後1時~2時30分。無料。定員280人。申し込みは同センターHPなど。3月3日締切。
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