ありすがわ‐の‐みや【有栖川宮】
四親王家の一。後陽成天皇の皇子好仁親王が寛永2年(1625)高松宮を創立したのに始まり、一時絶えたが後西(ごさい)天皇の皇子幸仁(ゆきひと)親王が寛文7年(1667)再興、寛文12年(1672)...
かくにょ【覚如】
[1271〜1351]鎌倉後期の浄土真宗の僧。親鸞(しんらん)の曽孫。大谷廟堂を本願寺と称し、親鸞の孫如信から相続した三代伝持の血脈を説いて教団統一を図った。著「親鸞伝絵」「報恩講式」「口伝鈔」など。
かんいん‐の‐みや【閑院宮】
四親王家の一。宝永7年(1710)東山天皇の皇子直仁(なおひと)親王に始まる。一時絶えたが、明治5年(1872)伏見宮載仁(ことひと)親王が再興。昭和22年(1947)臣籍降下。
しょうめい‐もんいん【承明門院】
[1171〜1257]後鳥羽天皇の後宮源在子(みなもとのざいし)の院号。土御門(つちみかど)天皇の母。母高倉範子(はんし)は離婚後土御門通親に再嫁、在子も通親に養われ、のち、通親は外戚として権勢...
たかまつ‐の‐みや【高松宮】
皇族の一家。江戸初期、後陽成天皇の皇子好仁(よしひと)親王に始まる。その後有栖川(ありすがわ)宮と改称、威仁(たけひと)親王のとき継嗣が絶え、大正2年(1913)大正天皇の第3皇子宣仁(のぶひと...
たかまど‐の‐みや【高円宮】
宮家の一。昭和59年(1984)、三笠宮崇仁親王の第3子憲仁(のりひと)親王が創立。
だいとう‐の‐みや【大塔宮】
《比叡山延暦寺の大塔に住んだところから》天台座主(ざす)になった皇族。 護良(もりなが)親王の異称。また親王を祭る鎌倉宮の異称。
ちうん【智蘊】
[?〜1448]室町中期の連歌師。本名、蜷川新右衛門親当(にながわしんえもんちかまさ)。足利義教に仕え、和歌を正徹(しょうてつ)に学んだ。著「親当句集」。
としひと‐しんのう【智仁親王】
[1579〜1629]江戸初期の親王。正親町(おおぎまち)天皇の皇子誠仁親王の子。桂離宮の造営で知られる。和歌にすぐれ、細川幽斎から古今伝授を受けた。八条宮。
ひがしふしみ‐の‐みや【東伏見宮】
旧宮家の一。明治3年(1870)伏見宮邦家親王の第八王子彰仁親王が創立。小松宮と改称後、明治36年(1903)その弟依仁親王が復興。大正11年(1922)親王が死去し廃絶。