[1936〜 ]政治家。東京の生まれ。父の元首相赳夫の秘書官を経て、群馬県の地盤を継ぎ平成2年(1990)に衆議院議員に当選。平成12年(2000)から森喜朗・小泉純一郎両内閣で官房長官を務める。平成19年(2007)9月に首相に就任。親子2代での就任は史上初。参議院で野党が多数を占めるねじれ国会の中、民主党との大連立に失敗。薬害肝炎救済法・補給支援特別措置法を成立させ、道路特定財源の一般財源化を推進。該当者不明の年金記録、後期高齢者医療制度への移行、原油・食糧の世界的な高騰、財政再建と景気対策などの問題を抱えながら、平成20年(2008)9月、約1年で辞任。→麻生太郎