つづき‐やこう【都築弥厚】
[1765〜1833]江戸時代の豪農。三河の生まれ。矢作川から灌漑(かんがい)用水路(現明治用水)を引くため私財を投じて測量、幕府に願書を提出。工事が許可されるも実行前に破産・病没。
にしな‐よしお【仁科芳雄】
[1890〜1951]物理学者。岡山の生まれ。長岡半太郎・ラザフォード・ボーアに師事。理化学研究所の主任研究員から所長となり、量子力学・原子核・宇宙線の研究に業績をあげ、また、湯川秀樹・朝永振一...
バーナンキ【Ben Shalom Bernanke】
[1953〜 ]米国の経済学者。2002年、FRB(連邦準備制度理事会)理事に就任、2006年より第14代FRB議長。大胆な量的緩和策を推し進める。デフレの克服にはヘリコプターから紙幣をばらまく...
ヒッグス【Peter Ware Higgs】
[1929〜 ]英国の物理学者。1964年に素粒子の質量獲得モデル(ヒッグス機構)を提唱。素粒子に質量を与える役割をもつ粒子はヒッグス粒子とよばれ、長年にわたって探索が続いた。2012年にCER...
フリッシュ【Ragnar Anton Kittil Frisch】
[1895〜1973]ノルウェーの経済学者。エコノメトリックス(計量経済学)を造語し、その発展に寄与した。1969年ノーベル経済学賞受賞。
フリードマン【Milton Friedman】
[1912〜2006]米国の経済学者。独自の貨幣観・金融政策観に基づく新貨幣数量説の体系を確立。その主張はマネタリズムとよばれた。1976年ノーベル経済学賞受賞。著「消費の経済理論」「資本主義と...
フローリー【Howard Walter Florey】
[1898〜1968]英国の病理学者。オーストラリアの生まれ。ペニシリンの有効性を確認し、その精製と量産化に貢献した。英国首相チャーチルを肺炎から救ったことでも知られる。1945年ノーベル生理学...
プレーグル【Fritz Pregl】
[1869〜1930]オーストリアの有機化学者。微量天秤を開発し、有機化合物の元素微量分析法(プレーグル法)を完成した。1923年ノーベル化学賞受賞。
もがみ‐とくない【最上徳内】
[1754〜1836]江戸後期の探検家。出羽の人。名は常矩(つねのり)。本多利明に天文・測量などを学び、天明5年(1785)幕命による蝦夷(えぞ)地調査に随行。のち、択捉(えとろふ)・得撫(ウル...
ヤング【Thomas Young】
[1773〜1829]英国の医師・物理学者・考古学者。目について研究し、光の波動説、光が横波であること、色覚の三色説を提唱。弾性体のヤング率を発見し、小児の投薬量を算出するヤング式を定め、また、...