ガルシア‐ロルカ【Federico García Lorca】
[1898〜1936]スペインの詩人・劇作家。詩に民謡の形式を復活。内乱勃発当初、ファランヘ党党員に射殺された。詩集「ジプシー歌集」、戯曲「血の婚礼」「イェルマ」「ベルナルダ=アルバの家」など。
ガルバーニ【Luigi Galvani】
[1737〜1798]イタリアの解剖・生理学者。カエルの足が金属と接触すると痙攣(けいれん)が生じることを発見し、生物電気の研究や電気学に道を開いた。また、これは2種の金属による電気の発生である...
ガワー【John Gower】
[1330ころ〜1408]英国の詩人。チョーサーと親交があり、道徳的・教訓的傾向の作品で知られる。代表作に、キリスト教の七つの大罪を主題とする長編詩「恋する男の告解」がある。
きこく‐し【鬼谷子】
中国、戦国時代の思想家。縦横家の一人。鬼谷(山西省)に住んだのでこの名がある。蘇秦(そしん)に合縦(がっしょう)策を、張儀(ちょうぎ)に連衡(れんこう)策を教えたといわれる。姓名・生没年・事績...
きさらぎ‐こはる【如月小春】
[1956〜2000]劇作家・演出家。東京の生まれ。本名、楫屋正子。劇団「綺畸(きき)」で活動、「ロミオとフリージアのある食卓」で注目される。昭和58年(1983)劇団「NOISE」を設立、都市...
きせん【喜撰】
平安初期の歌人。六歌仙の一人。山城の人。古今集に「わが庵(いほ)は都のたつみしかぞ住む世を宇治山と人は言ふなり」の一首がある。歌学書「喜撰式」の著者と伝えられる。生没年未詳。 歌舞伎舞踊。清...
きたばたけ‐とものり【北畠具教】
[1528〜1576]戦国時代の武将。伊勢国司。織田信長に居城大河内城を攻められ敗北。信長の次男信雄(のぶかつ)を自身の子である具房の養嗣子として家督を譲るが、のち、信長らに謀られて自刃。
きど‐たかよし【木戸孝允】
[1833〜1877]政治家。長州の人。初め桂小五郎と称し、のち木戸姓。維新の三傑の一人。吉田松陰に学び、討幕の志士として活躍した。明治維新後、五箇条の御誓文の起草、版籍奉還、廃藩置県などに尽力...
きのした‐けいすけ【木下恵介】
[1912〜1998]映画監督。静岡の生まれ。本名、正吉。「花咲く港」で監督デビュー。庶民の生活や情感を温かなまなざしで描いた作品を多く残す。テレビでも情愛あふれたドラマを提供し人気を集めた。代...
き‐の‐つらゆき【紀貫之】
[870ころ〜945ころ]平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。大内記・土佐守(とさのかみ)などを歴任。紀友則(きのとものり)・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)・壬生忠岑(みぶのただみね)と古今...