あさひな‐よしひで【朝比奈義秀】
鎌倉初期の武将。和田義盛の子。建保元年(1213)父とともに北条氏と戦い、安房(あわ)に敗走。豪勇で知られる。生没年未詳。朝比奈三郎。
おの‐ただあき【小野忠明】
[1565〜1628]江戸初期の剣客。安房(あわ)の人。通称、次郎右衛門。前名、神子上典膳(みこがみてんぜん)。小野派一刀流の祖。伊藤一刀斎に剣術を学び、秘伝を伝授され、徳川秀忠に仕えた。
かつ‐かいしゅう【勝海舟】
[1823〜1899]幕末・明治時代の政治家。江戸の人。名は義邦、のち安芳(やすよし)。通称、麟太郎。安房守(あわのかみ)。蘭学・兵学を学び、万延元年(1860)幕府使節とともに、咸臨丸(かんり...
からい‐せんりゅう【柄井川柳】
[1718〜1790]江戸中期の前句付け点者。江戸の人。名は正通。通称、八右衛門。別号、無名庵。その選句を川柳点とよび、付句が独立して川柳とよばれるに至った。宝暦7年(1757)、「万句合(まん...
くにつな【国綱】
⇒粟田口国綱(あわたぐちくにつな)
くにみつ【国光】
鎌倉後期の刀工。粟田口国綱(あわたぐちくにつな)の子という。通称新藤五。法名、光心。鎌倉に住む。短刀の名人で、太刀は少ない。正宗はその弟子とされる。生没年未詳。 ⇒来国光(らいくにみつ)
くにより【国頼】
⇒粟田口国頼(あわたぐちくにより)
すぎやま‐さんぷう【杉山杉風】
[1647〜1732]江戸中期の俳人。蕉門十哲の一人。江戸の人。通称、鯉屋市兵衛。別号、採荼庵(さいたあん)・蓑翁(すいおう)。深川の芭蕉庵の提供など、芭蕉を経済的に援助した。著「常盤屋句合(と...
たかくら‐けん【高倉健】
[1931〜2014]映画俳優。福岡の生まれ。本名、小田剛一(ごういち)。昭和31年(1956)「電光空手打ち」の主演でデビュー。「網走番外地」「昭和残侠(ざんきょう)伝」など任侠映画に多く出演...
たかはし‐おでん【高橋お伝】
[1851〜1879]夫殺しその他の悪事を重ね、明治初期に処刑された女性。群馬の生まれ。その行状は仮名垣魯文「高橋阿伝夜叉譚(やしゃものがたり)」、河竹黙阿弥「綴合於伝仮名書(とじあわせおでんの...