やまぐち‐かつひろ【山口勝弘】
[1928〜2018]前衛芸術家。東京の生まれ。武満徹らと実験工房を結成し、その中心メンバーとして活動。アクリル樹脂を素材とした彫刻で高い評価を獲得した。ビデオアートにも取り組み、メディアアート...
やまさき‐とよこ【山崎豊子】
[1924〜2013]小説家。大阪の生まれ。本姓、杉本。大阪を舞台にした小説で執筆活動をスタートし、「花のれん」で直木賞受賞。その後は綿密な取材に基づく社会派の問題作を数多く手がけ、人気作家とな...
やまな‐うじきよ【山名氏清】
[1344〜1392]南北朝時代の武将。北朝方として大功を挙げ、丹波などの守護となったが、その勢力が強大なのを恐れた足利義満と反目し、明徳の乱を起こして敗死。
やまもと‐ふみお【山本文緒】
[1962〜2021]小説家。神奈川の生まれ。ジュニア小説を中心に執筆活動に入るが、その後一般文芸に転向。割り切れない人間の心理を巧みに描く恋愛小説を意欲的に発表する。「プラナリア」で直木賞受賞...
ヤンセン【Cornelis Jansen】
[1585〜1638]オランダのカトリック神学者。死後出版された著書「アウグスティヌス」はローマ教皇により異端とされ、その信奉者は迫害されたが、多くの支持者を得て、ジャンセニスムを生んだ。ヤンセ...
ゆいえん【唯円】
鎌倉中期の浄土真宗の僧。常陸(ひたち)河和田(かわだ)の人。親鸞(しんらん)の弟子で、その没後の教団の中心となった。「歎異抄」の著者とされる。同名の門弟がいたことから、河和田の唯円とよばれた。生...
ゆう‐おう【幽王】
[?〜前771]中国、周王朝第12代の王。在位、前782〜前771。姓名は姫涅(きでつ)。寵妃褒姒(ほうじ)への愛におぼれて申皇后と太子を廃し、褒姒を正后、その子を太子としたため、犬戎(けんじゅ...
ゆうき‐うじとも【結城氏朝】
[1402〜1441]室町中期の武将。下総(しもうさ)の人。上杉憲実に対抗、足利持氏死後、その遺児を迎えて結城城に籠ったが、上杉軍に敗れて自殺。
ゆうき‐とよたろう【結城豊太郎】
[1877〜1951]銀行家。山形の生まれ。日本銀行の理事から安田財閥の指導者に転身し、同財閥の改革に尽力。その後、日本興業銀行総裁となり、林銑十郎内閣で大蔵大臣として抱合財政を進めた後、日本銀...
ゆかわ‐ひでき【湯川秀樹】
[1907〜1981]理論物理学者。東京の生まれ。小川琢治の三男。京大教授。中間子の存在を予言し、坂田昌一・武谷三男らと協力して中間子理論を展開。その後、非局所場の理論、素粒子の統一理論へと発展...