ほうじょう‐うじつな【北条氏綱】
[1486〜1541]戦国時代の武将。早雲の子。伊豆・相模・武蔵・下総(しもうさ)などを征圧。小田原城下の商業発展を図り、後北条氏の基礎を確立した。
ほった‐まさとし【堀田正俊】
[1634〜1684]江戸前期の政治家。下総(しもうさ)古河(こが)藩主。将軍徳川綱吉擁立に功をあげて大老となったが、殿中で若年寄の稲葉正休(まさやす)に刺殺された。
ほった‐まさよし【堀田正睦】
[1810〜1864]江戸末期の幕府の老中。下総(しもうさ)佐倉藩主。ハリスと日米通商交渉に当たり、また、将軍継嗣問題で一橋慶喜を支持したが、井伊直弼の大老就任で罷免された。
ボールドウィン【James Arthur Baldwin】
[1924〜1987]米国の小説家。個人的体験に基づきつつ現代人の普遍的問題を描き、黒人文学に新境地を開いた。作「山に登りて告げよ」「ジョバンニの部屋」「もう一つの国」など。
マオ‐ツォトン【毛沢東】
⇒もうたくとう(毛沢東)
まつもと‐こうしろう【松本幸四郎】
歌舞伎俳優。屋号、高麗屋(こうらいや)。 (初世)[1674〜1730]下総(しもうさ)の人。実事・荒事に長じた。 (5世)[1764〜1838]江戸の人。実悪に長じ、古今無双・三都随一とい...
むらた‐せいふう【村田清風】
[1783〜1855]江戸後期の長州藩士。藩主毛利敬親(もうりたかちか)に登用されて藩政改革を推進し、兵制の改革、殖産興業を行い、長州藩興隆の基礎を築いた。むらたきよかぜ。→越荷方
むろう‐さいせい【室生犀星】
[1889〜1962]詩人・小説家。石川の生まれ。本名、照道。別号、魚眠洞。「愛の詩集」「抒情小曲集」を発表、叙情詩人として出発。のちに小説も発表。「性に眼覚める頃」「幼年時代」「あにいもうと」...
もう‐か【孟軻】
⇒孟子(もうし)
もう‐こう【毛亨】
中国、漢代の学者。魯(ろ)の人。毛萇(もうちょう)らとともに「毛詩」とよばれる「詩経」のテキストを伝えた。他のテキストがほろんだため、これが今日の「詩経」となっている。生没年未詳。