ゼンパー【Gottfried Semper】
[1803〜1879]ドイツの建築家。古典主義の研究者で、ドレスデンの宮廷歌劇場(現ゼンパーオーパー)、ウィーンのブルク劇場を建てた。著「様式論」など。
そう‐しもん【宋之問】
[656ころ〜712]中国、初唐の詩人。汾(ふん)州(山西省)の人。字(あざな)は延清。五言律詩の型を完成。沈佺期(しんせんき)とともに「沈宋」と併称される。宮廷詩人として活躍したが、睿宗(えい...
たいら‐の‐ただもり【平忠盛】
[1096〜1153]平安末期の武将。正盛の子。清盛の父。白河・鳥羽上皇の信任が厚く、検非違使(けびいし)から刑部(ぎょうぶ)卿に累進、内昇殿を許された。日宋貿易により財力を得、公家的素養もあっ...
たてり‐そうけい【立入宗継】
[1528〜1622]安土桃山時代の京都の金融業者。名は「むねつぐ」とも。宮廷の御倉職(みくらしき)に任ぜられ、正親町(おおぎまち)天皇の命で織田信長の上洛を促した。
ダビッド【Jacques Louis David】
[1748〜1825]フランスの画家。新古典主義の代表者。ナポレオン1世の首席宮廷画家となった。作「サンベルナール峠のボナパルト」「ナポレオンの戴冠(たいかん)式」など。
テニールス【David Teniers】
[1582〜1649]フランドルの画家。
の父。ルーベンスに師事。風景画・歴史画を多く描いた。
[1610〜1690]フランドルの画家。宮廷画家兼絵画館長となり、ブリュッセルに定住。諧謔(か...
ときわ‐みつなが【常盤光長】
平安後期の宮廷画家。後白河法皇の命で作られた「年中行事絵巻」の中心画家で、また「伴大納言絵詞(ばんだいなごんえことば)」の作者ともされる。土佐光長とも称された。生没年未詳。
とさ‐みつおき【土佐光起】
[1617〜1691]江戸前期の画家。堺の人。光則の子。承応3年(1654)室町末期以来とだえていた宮廷の絵所預となり、土佐家を再興、江戸時代の土佐様式をつくりあげた。のち剃髪して常昭と号し、法...
とさ‐みつのぶ【土佐光信】
[?〜1522ころ]室町後期の画家。宮廷の絵所預、幕府の御用絵師をも務め、将監さらには刑部大輔に任じられ、画家として最高の地位をきわめて土佐派の画系を確立。絵巻・肖像画・仏画から工芸品の下絵まで...
とさ‐ゆきひろ【土佐行広】
室町前期の画家。姓は藤原。宮廷絵所の絵師。応永13年(1406)土佐将監の記録が残り、土佐派を名のった最初の画人とされる。作「融通念仏縁起絵巻」など。生没年未詳。