ミュンツァー【Thomas Münzer】
[1490ころ〜1525]ドイツの宗教改革者、再洗礼派の神学者。ルター・フスらの影響を受けたが、のち、その急進思想のためルターと対立。共産主義的改革を主張し、ドイツ農民戦争を指導したが、敗れて斬...
むらやま‐とみいち【村山富市】
[1924〜 ]政治家。大分の生まれ。昭和47年(1972)日本社会党から衆議院議員初当選。細川連立政権が成立した翌年の平成5年(1993)党委員長に選ばれる。翌年、新生党などと対立が生じ連立離...
もののべ‐の‐おこし【物部尾輿】
欽明朝の大連(おおむらじ)。朝鮮政策の失敗を攻撃して大連大伴金村を引退させた。また、仏教の受容に当たり、中臣鎌子(藤原鎌足)とともに排仏を主張して蘇我稲目と対立した。生没年未詳。
もののべ‐の‐もりや【物部守屋】
[?〜587]敏達・用明朝の大連(おおむらじ)。尾輿の子。排仏を主張して蘇我馬子と対立。用明天皇の死後、穴穂部皇子(あなほべのみこ)を推したが、馬子らに攻められて敗死。
やまな‐もちとよ【山名持豊】
[1404〜1473]室町中期の武将。法名、宗全。但馬(たじま)・備後(びんご)などの守護職。嘉吉の乱で赤松満祐を討った功により播磨(はりま)の守護職も得た。のち、細川勝元と対立して応仁の乱を起...
ユン‐ボソン【尹潽善】
[1897〜1990]韓国の政治家。韓国独立後初のソウル市長などを経て、1960年、李承晩大統領失脚後、国会議員による間接選挙で第4代大統領に就任。閣僚との対立から政権は安定せず、61年、朴正熙...
ようめい‐てんのう【用明天皇】
[?〜587]記紀で、第31代天皇。欽明天皇の第4皇子。聖徳太子の父。名は橘豊日(たちばなのとよひ)。物部守屋と蘇我馬子の対立時代に在位した。
よない‐みつまさ【米内光政】
[1880〜1948]軍人・政治家。海軍大将。岩手の生まれ。海軍の要職を歴任ののち、昭和15年(1940)首相。日独伊三国同盟を望む陸軍と対立して総辞職。その後、海相として戦争終結と海軍の解体...
ラムネ【Félicité Robert de Lamennais】
[1782〜1854]フランスのカトリック思想家。初めは教皇至上主義の司祭であったが、のちに時の教皇と対立して破門され、以後はキリスト教社会主義を唱えた。著「宗教無関心論」「信者の言葉」など。
ラーゲルクビスト【Pär Lagerkvist】
[1891〜1974]スウェーデンの小説家・詩人・劇作家。善と悪、神性と人性の二元的対立のテーマを追求した。1951年ノーベル文学賞受賞。小説「刑吏」「バラバ」など。