いいじま‐こういち【飯島耕一】
[1930〜2013]詩人・評論家。岡山の生まれ。昭和31年(1956)年、大岡信らとシュルレアリスム研究会を結成。のち、詩作のほか評論や小説など幅広く執筆活動を行った。詩集「ゴヤのファースト・...
おおたき‐えいいち【大滝詠一】
[1948〜2013]音楽家。岩手の生まれ。本名、栄一。昭和45年(1970)に、ロックバンド「はっぴいえんど」のメンバーとしてデビュー。ロックミュージックを日本語の歌詞で歌う様式が当時話題とな...
おくむら‐よしひさ【奥村善久】
[1926〜2023]電子工学者。石川の生まれ。電波が建物や樹木から受ける影響を研究し、奥村モデル(奥村秦モデル)を確立。携帯電話や自動車電話などの移動体通信のネットワーク構築に貢献した。この業...
けんぼう‐ひでとし【見坊豪紀】
[1914〜1992]国語学者。東京の生まれ。東京帝国大学在学中、金田一京助の紹介で「明解国語辞典」の編纂に携わる。新聞や雑誌から現代日本語の実例を採取し続け、生涯で140万枚以上の用例カードを...
さくらぎ‐しの【桜木紫乃】
[1965〜 ]小説家。北海道の生まれ。平成14年(2002)「雪虫」でオール読物新人賞を受賞し、平成19年(2007)単行本「氷平線」でデビュー。「ホテルローヤル」で直木賞受賞。他に「ラブレス...
しげやま‐せんさく【茂山千作】
[1919〜2013]狂言師。4世。大蔵流。京都の生まれ。本名、茂山七五三(しめ)。明朗な狂言で知られ、天衣無縫な芸で新作狂言などにも取り組んだ。芸術院会員、人間国宝。平成19年(2007)文化...
なだ‐いなだ
[1929〜2013]小説家・精神科医。東京の生まれ。本名、堀内秀(しげる)。医師としてアルコール依存症の治療などに取り組むかたわら、小説や随筆を幅広く執筆。「海」「れとると」などで、6度芥川賞...
まつもと‐たかし【松本たかし】
[1906〜1956]俳人。東京の生まれ。本名、孝(たかし)。能楽師松本長(ながし)の長男。病弱のため能を断念、高浜虚子に俳句を学び「ホトトギス」同人となる。俳誌「笛」を主宰。著「鷹」「石魂(せ...
みくに‐れんたろう【三国連太郎】
[1923〜2013]映画俳優。群馬の生まれ。本名、佐藤政雄。社会派映画や喜劇など、幅広い作品に出演。自作の小説を監督した「親鸞・白い道」で昭和62年(1987)にカンヌ国際映画祭審査員特別賞受...
もろい‐まこと【諸井誠】
[1930〜2013]作曲家。東京の生まれ。東京音楽学校卒。電子音楽を日本に紹介し、邦楽器とオーケストラを融合させるなど、日本の現代音楽界を牽引した。平成7年(1995)紫綬褒章受章。