てんじ‐てんのう【天智天皇】
[626〜672]第38代の天皇。在位668〜672。舒明天皇の第2皇子。母は皇極天皇(斉明天皇)。藤原鎌足の協力で蘇我氏を滅ぼし、皇太子として大化の改新を断行。斉明天皇没後、称制をとり、近江(...
デバイ【Peter Joseph Wilhelm Debye】
[1884〜1966]米国の化学者・物理学者。オランダ生まれ。固体の比熱、粉末試料のX線回折、強電解質溶液や有極性分子の研究で有名。1936年、ノーベル化学賞受賞。著「分子分極」。
にんしょう【忍性】
[1217〜1303]鎌倉時代の真言律宗の僧。大和の人。字(あざな)は良観。叡尊(えいぞん)・覚盛(かくじょう)に師事。鎌倉に極楽寺を開創。道路・橋梁の建設や貧民救済など社会事業に尽くした。忍性...
ノビレ【Umberto Nobile】
[1885〜1978]イタリアの軍人・探検家。飛行船ノルゲ号を設計し、1926年アムンゼンらとともに北極横断飛行に成功した。
はいたに‐けんじろう【灰谷健次郎】
[1934〜2006]小説家・児童文学作家。兵庫の生まれ。小学校教諭を経て昭和49年(1974)に「兎の眼」を発表。人権や社会問題などについての発言も積極的に行った。他に「太陽の子」「ひとりぼっ...
ふじわら‐の‐ためかね【藤原為兼】
⇒京極為兼(きょうごくためかね)
ふじわら‐の‐ためのり【藤原為教】
[1227〜1279]鎌倉中期の歌人。為家の次男。為兼の父。京極派の祖。歌は「続拾遺集」などにみえる。
ふじわら‐の‐ためよ【藤原為世】
[1251〜1338]鎌倉後期の歌人。為氏の子。法名、明釈。二条家の嫡流で伝統的立場を守り、進歩的な京極為兼と対立。「新後撰集」「続千載集」を撰進。歌論書「和歌庭訓抄」など。二条為世。
ふじわら‐の‐よしつね【藤原良経】
[1169〜1206]鎌倉初期の公卿・歌人・書家。九条兼実の子。摂政・従一位太政大臣となり、後京極殿と称される。歌を俊成に学び、定家の後援者でもあった。書では後京極流の祖。家集「秋篠月清(あきし...
ブランクーシ【Constantin Brancusi】
[1876〜1957]ルーマニアの彫刻家。パリに定住。事物の本質、根源的生命力を追求することで極度に単純な抽象形態に到達。現代彫刻に多大な影響を与えた。作「空間の鳥」など。