フリードリヒ‐だいおう【フリードリヒ大王】
《Friedrich der Große》[1712〜1786]プロイセン王。在位1740〜1786。自らを「国家第一の下僕」と称した典型的な啓蒙専制君主で、行政改革・軍備拡張・教育、産業の育成...
ふるはた‐やすお【降旗康男】
[1934〜2019]映画監督。長野の生まれ。「現代やくざ」シリーズを生み出して人気を得る。「ホタル」で芸術選奨。代表作「新網走番外地」シリーズ、「あ・うん」「鉄道員(ぽっぽや)」など。
フロイト【Sigmund Freud】
[1856〜1939]オーストリアの精神科医。精神分析の創始者。神経症の治療に自由連想法を創始。初めて無意識の力動的過程や構造を研究して、治療法および深層心理学である精神分析を確立。精神医学・心...
ブリュンティエール【Ferdinand Brunetière】
[1849〜1906]フランスの文芸批評家。進化論を文学史の研究に適用。著「文学史におけるジャンルの進化」。
ブルム【Léon Blum】
[1872〜1950]フランスの政治家・文芸批評家。第一次大戦後、社会党党首となり、1936年に人民戦線内閣の首相。1938年にも首相。第二次大戦中はビシー政府に逮捕されてドイツに送られた。19...
ベリンスキー【Vissarion Grigor'evich Belinskiy】
[1811〜1848]ロシアの文芸批評家。ロシアにおけるリアリズム文学理論を確立し、のちのロシア文学の黄金時代を導いた。著「一八四七年のロシア文学概観」「ゴーゴリへの手紙」など。
ベン【Gottfried Benn】
[1886〜1956]ドイツの詩人・医師。表現主義から出発し、のち現代的ニヒリズムを芸術至上主義の立場で克服しようとした。詩集「死体公示所(モルグ)」「静学的詩集」、自伝「二重生活」。
ほんだ‐しゅうご【本多秋五】
[1908〜2001]文芸評論家。愛知の生まれ。雑誌「近代文学」創刊に参加。創刊号巻頭で「芸術・歴史・人間」を発表。他に「転向文学論」「物語戦後文学史」「古い記憶の井戸」「志賀直哉」など。
ポレボイ【Nikolay Alekseevich Polevoy】
[1796〜1846]ロシアの小説家・ジャーナリスト・歴史家。ロシアにおけるロマン主義および近代文芸批評の発展に寄与した。小説「アバドンナ」、歴史書「ロシア国民史」など。
ポンパドール【Madame de Pompadour, Jeanne Antoinette Poisson】
[1721〜1764]フランス国王ルイ15世の愛人。社交界では才知と美貌(びぼう)をもって知られ、宮廷入りしてからは政治上でも重要な地位を占めた。また芸術や文学などを厚く保護し、ボルテール・デ...