ナギブ【Muḥammad Nagīb】
[1901〜1984]エジプトの軍人・政治家。スーダンの生まれ。1952年ナセルとともに革命に成功し、国王ファルーク1世を追放して首相になる。53年エジプト共和国初代大統領となったが、翌年失脚。
にちぞう【日像】
[1269〜1342]鎌倉後期の日蓮宗の僧。下総(しもうさ)の人。通称、肥後阿闍梨(あじゃり)。日蓮・日朗(にちろう)に師事。京都に入り三度追放されたが、妙顕寺を創建し京都布教の基盤をつくった。...
ネストリウス【Nestorius】
[381〜451ころ]コンスタンチノープルの大主教。シリア生まれ。キリストの神性と人性の一致およびマリアに対する「神の母」の呼び名を否定し、431年、エフェソス公会議で異端の宣告を受けて追放された。
ハインリヒ【Heinrich】
(1世)[876〜936]中世ドイツ、ザクセン朝初代の国王。在位919〜936。オットー1世の父。マジャール人の侵入を退け、東方のドイツ化、キリスト教化に努めた。 (4世)[1050〜110...
はたけやま‐まさなが【畠山政長】
[1442〜1493]室町中期の武将。幕府の管領(かんれい)。畠山持国の養子となったが、持国に実子義就(よしなり)が生まれたので追放された。のち、家督をめぐって義就と抗争を続け、応仁の乱の一因を...
はとやま‐いちろう【鳩山一郎】
[1883〜1959]政治家。東京の生まれ。立憲政友会に属し、昭和8年(1933)文相のときに滝川事件を起こした。第二次大戦後、自由党を創立して総裁となったが、公職追放。解除後、日本民主党総裁...
パラケルスス【Philippus Aureolus Paracelsus】
[1493〜1541]スイスの医学者・化学者。錬金術・医学を学び、欧州各国を遍歴。ラテン語に代えてドイツ語で講義するなど、古典医学を批判して追放された。また医薬に水銀などの金属化合物を用い、医化...
ふじわら‐の‐ながて【藤原永手】
[714〜771]奈良時代の公卿。房前(ふささき)の子。称徳天皇が没すると、藤原百川(ももかわ)らとはかって光仁天皇を擁立し、道鏡を追放した。
ふじわら‐の‐ももかわ【藤原百川】
[732〜779]奈良後期の公卿。宇合(うまかい)の子。初名、雄田麻呂。称徳天皇の没後、光仁天皇を擁立して道鏡を追放し、山部親王(桓武天皇)の立太子を実現するなど、藤原氏発展のもとをつくった。
ペイシストラトス【Peisistratos】
[?〜前527]古代ギリシャ、アテネの僭主(せんしゅ)。二度追放されたが、復帰して政権を回復。小農民の保護、農業の奨励、商工業の発展に努め、都市国家アテネ繁栄の基礎を築いた。