ていめい‐こうごう【貞明皇后】
[1884〜1951]大正天皇の皇后。名は節子(さだこ)。公爵九条道孝の四女。昭和天皇および秩父宮雍仁(やすひと)・高松宮宣仁(のぶひと)・三笠宮崇仁(たかひと)各親王の生母。
てしがわら‐ひろし【勅使河原宏】
[1927〜2001]華道家・映画監督。東京の生まれ。勅使河原蒼風(そうふう)の長男。昭和55年(1980)草月流3代目家元を継承。前衛的な生け花作品を多く発表、のち幅広く創造活動をおこなう。知...
とう‐けんそ【湯顕祖】
[1550〜1616]中国、明代の劇作家・文学者。臨川(江西省)の人。字(あざな)は義仍(ぎじょう)。号、若士・清遠道人。詩文では、古文辞派の主張に反対した。代表作は戯曲「還魂記」「南柯記(なん...
とう‐こうけい【陶弘景】
[456〜536]中国、梁(りょう)の道士。秣陵(まつりょう)(江蘇省)の人。字(あざな)は通明。茅山(ぼうざん)に隠居、道教の理論化を試み、薬物学にも精通した。著「真誥(しんこう)」「本草経集...
とうどう‐しづこ【藤堂志津子】
[1949〜 ]小説家。北海道の生まれ。本名、熊谷政江。都会的な恋愛小説、特に中年女性の心理をえぐった作品で、同年輩の女性を中心に多くの読者を得る。「熟れてゆく夏」で直木賞受賞。他に「マドンナの...
ドゥーフ【Hendrik Doeff】
[1777〜1835]長崎出島のオランダ商館長。在日中、蘭和辞典「ドゥーフハルマ」を編纂(へんさん)。日本名は道富。ズーフ。
どういつ【道一】
⇒馬祖道一(ばそどういつ)
どうかん【道灌】
⇒太田道灌(おおたどうかん)
どうげん【道元】
[1200〜1253]鎌倉前期の禅僧。京都の人。日本曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。諱(いみな)は希玄。比叡山で修学し、のち入宋して天童如浄の法を嗣(つ)いだ。帰国後、建仁寺に住し、京都に興聖...
どうすい【道邃】
中国、唐代の天台宗の僧。長安の人。諡号(しごう)、興道尊者。六祖湛然(たんねん)門下で天台山を継ぎ、日本の最澄に法を授けた。生没年未詳。