いたずらとは？意味・使い方

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

いたずら〔いたづら〕【^▽徒】
の解説

［形動］［文］［ナリ］

１存在・動作などが無益であるさま。役に立たないさま。むだ。「―に時を過ごす」

２あるべき物がないために物足りないさま。なんの風情もないさま。
1. 「入江の―なる洲 (す) ども」〈更級〉

３何もすることがないさま。退屈。→悪戯 (いたずら)
1. 「舟も出ださで―なれば」〈土佐〉

いたずら〔いたづら〕【悪^＝戯】
の解説

［名・形動］(スル)《「徒 (いたずら) 」から》

１人の迷惑になることをすること。また、そのさま。悪ふざけ。「―が過ぎる」「―な子」

２いたずら小僧。いたずらっこ。
1. 「弁当箱をポンと抛 (ほう) り上げてはチョイと受けて行く―がある」〈二葉亭・平凡〉

３もてあそんではならない物をいじったりおもちゃにしたりすること。「子供がマッチを―する」「―半分」

４自分のすることを謙遜していう語。芸事・習い事などにいう。「歌つくりはほんの―です」

５性的にみだらなふるまいをすること。強制猥褻の婉曲な言い方。
1. 「旦那が鳥渡 (ちょっと) ―をしたくなるのも…無理もねえて」〈荷風・薄衣〉

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いたずらの例文(30)

出典：青空文庫

･･･の別荘の坊ちゃんが、悪戯をなすったのでございますよ。」「いいえ、･･･芥川竜之介「影」
･･･はまだ一度も、そんな悪戯はしていません。が、そう云う信仰の中にも･･･芥川竜之介「神神の微笑」
･･･仁右衛門は悪戯者らしくよろけながら近寄ってわっといって乗りかかる･･･有島武郎「カインの末裔」

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