後ろから吹いてくる風。進む方向に吹く風。順風。おいかぜ。「—に帆を上げる」

逃げる敵や罪人などを追いかける人。おって。

連語動詞お(置)く」の連用形に接続助詞「」の付いた「おきて」の音変化》(「…において」の形で用いる)
  1. 場所を表す。…で。…にて。「東京に—大会を挙行する」

  1. 時間を表す。…のときに。「過去に—そうであったことが現在もそうとは限らない」

  1. 場合事柄を表す。…に関して。…について。…にあって。「技術に—劣る」「人にはなんでもないことが、彼に—は苦痛であった」

  1. (係助詞「」を伴って)仮定条件を表す。…の場合には。

    1. 還幸なからんに—は」〈平家・一〇〉

連語動詞「お(措)く」の連用形に接続助詞「て」の付いた「おきて」の音変化》(「…をおいて」の形で、多く下に打消しの語を伴う)…を除いて。…以外に。「君を—ほかに人はない」

出典:青空文庫

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