1 物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。道理。すじ。「―を通す」「―にはずれた行為」
2 社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して務めたり報いたりしなければならないこと。道義。「―が悪い」「君に礼を言われる―はない」「―をわきまえる」
3 つきあい上しかたなしにする行為。「―で参加する」
4 血族でない者が結ぶ血族と同じ関係。血のつながらない親族関係。「―の母」
5 わけ。意味。
「新訳の経は猶、文詞甚だ美なりと言へども、―淡く薄し」〈今昔・七・一二〉
インドネシア南部、ロンボク島北西岸の沖合に浮かぶ三つの島。ササック人の言葉で「小島」を意味し、ロンボク島に近い東側からギリアイル、ギリメノ、ギリトラワガンが約1キロメートルの間隔で並ぶ。いずれも白い砂浜とサンゴ礁で囲まれ、海岸保養地として人気がある。
出典:青空文庫
・・・それが二三年前から不義理な借金で、ほとんど首もまわらないと云う事・・・ 芥川竜之介「開化の良人」
・・・連中が気を廻わすのを義理だと心得た顔色で、わいわい騒ぎ立てたんだ・・・ 芥川竜之介「片恋」
・・・まあ、人様のもので、義理をするんだよ、こんな呑気ッちゃありやしな・・・ 泉鏡花「女客」