しち。ななつ。声に出して数をかぞえるときなどに用いる。「いつ、む、—、や」「—曲がり」「—転び八起き」

[補説]「いち(一)」との聞き違えを避けて「しち(七)」を「なな」で言い換えることが多い。

ゾラの長編小説。1880年刊。女優ナナの享楽的生活と、ナナをとりまく男たちの破局を通して、第二帝政時代腐敗した社会一面を描く。

North American Newspaper Alliance》北米新聞連合。系列下の新聞社にニュースを配信する企業。1922年創設。

連語

  1. 《上代東国方言》活用語の未然形に付く。…ないで。…ずに。

    1. 「我が背なを筑紫へ遣 (や) りて愛 (うつく) しみ帯は解か—あやにかも寝も」〈・四四二二〉

[補説]前の「な」は打消しの助動詞「ず」の古い未然形。後の「な」については、打消しの助動詞「ず」の古い未然形、または終助詞、あるいは助詞「に」の音変化した「な」などとする説がある。万葉集東歌にだけみられる。
  1. 《完了の助動詞「ぬ」の未然形+終助詞「な」。上代語》活用語の連用形に付く。…てしまいたい。…てしまおう。

    1. 「秋の田の穂向 (ほむ) きの寄れる片寄りに君に寄り—言痛 (こちた) くありとも」〈・一一四〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年12月