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辞書
「八万四千 (はちまんしせん) 」の略。
１ 《八幡神に誓って、の意から》断じて。確かに。誓って。
「—忘れは致さぬ」〈紅葉・色懺悔〉
２ （八幡神に願うの意で、感動詞のように用いて）ぜひとも。どうぞ。必ず。
「—一夜のお情あれ」〈浄・嫗山姥〉
出典：デジタル大辞泉（小学館）
八幡掛けて
八幡神に誓っての意で、うそいつわりのない気持ちを表すときにいう。誓って。断じて。「—忠誠を尽くす」
はちまんぐう【八幡宮】
八幡神を祭神とする神社の総称。
はちまんざ【八幡座】
《八幡神の宿る所の意から》兜 (かぶと) の鉢の頂上。中央に孔があり、その縁に台座・菊座・上玉 (あげたま) の金物がある。神宿 (かんやどり) 。
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出典：青空文庫
･･･呻吟の中に、しばしば八幡大菩薩と云う言葉がかすかに洩れるのを聞い･･･ 芥川竜之介「或敵打の話」
･･･観音、釈迦八幡、天神、――あなたがたの崇めるのは皆木や石の偶像で･･･ 芥川竜之介「おしの」
･･･の云う悪口ではない。八万法蔵十二部経中の悪鬼羅刹の名前ばかり、矢･･･ 芥川竜之介「俊寛」
八幡
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［名］「八幡宮」「八幡神」の略。