は‐ふ・る【羽振る／^×翥る】

の解説

［動ラ四］鳥が羽を振る。はばたく。

• 「空にあがりて、東を指して—・りいぬ」〈霊異記・上〉

はふ・る【^▽放る】

の解説

《「はぶる」とも》

［動ラ四］はなちやる。捨て去る。

1. 1. 「大君を島に—・らば」〈記・下・歌謡〉

［動ラ下二］さすらう。また、落ちぶれる。

1. 1. 「親なくなりてのち、とかく—・れて」〈大和・五七〉

はふ・る【^×屠る】

の解説

［動ラ四］からだなどを切り裂く。ほふる。

• 「控 (ひ) き出して斬り—・りき」〈記・中〉

はふ・る【^×溢る】

の解説

［動ラ四］あふれる。

• 「射水 (いみづ) 川雪消 (ゆきげ) —・りて行く水の」〈万・四一一六〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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