ほりあきら【堀晃】
[1944〜 ]SF作家。兵庫の生まれ。高校時代から筒井康隆主宰のSF同人誌「NULL」などに参加、創作をはじめる。短編「イカルスの翼」でデビュー。「太陽風交点」で日本SF大賞受賞。他に「恐怖省」「バビロニア・ウェーブ」「地球環」など。
ほりきょうあん【堀杏庵】
[1585〜1643]江戸初期の儒学者。近江 (おうみ) の人。名は正意 (まさおき) 。儒学を藤原惺窩 (ふじわらせいか) に学んだ。寛永8年(1631)より尾張藩儒官、のち、幕命で「寛永諸家系図伝」を編纂 (へんさん) 。
ほりたつお【堀辰雄】
[1904〜1953]小説家。東京の生まれ。芥川竜之介に師事。フランス文学、特に心理主義的手法の影響を受け、知性と叙情の融合した独自の世界を築いた。作「聖家族」「風立ちぬ」「菜穂子」「美しい村」など。
出典:青空文庫
・・・虎をそこに置き、前の彫りかけを隠しおく。殿復びお出ましの時には、・・・ 幸田露伴「鵞鳥」
・・・上から下まできれいな彫り飾りがついたりしていて、ウイリイたちのぼ・・・ 鈴木三重吉「黄金鳥」
・・・、鼻も、唇も、顎も、彫りきざんだように、線が、はっきりしていた。・・・ 太宰治「新樹の言葉」