[動ラ五(四)]《「ほうる」の音変化》
  1. 捨ててそのままにする。「やりかけで—・っておく」「うわさなんて—・っておけ」

  1. 投げる。

    1. 「やら腹立ちに門口へ—・れば」〈浄・歌祭文

[動ラ五(四)]《「掘る」と同語源》
  1. 木・石・金属などに文字や模様・絵などを刻み込む。また、木や石などを削って像を作る。彫刻する。「墓碑名前を—・る」「仏像を—・る」

  1. 入れ墨をする。「背中に倶梨伽羅 (くりから) を—・る」

[可能]ほれる
[動ラ下二]ほ(惚)れる」の文語形。
[動ラ五(四)]
  1. 地面に穴をあける。「トンネルを—・る」「井戸を—・る」

  1. 地面に埋まっているものを取り出す。「芋を—・る」

[可能]ほれる
[動ラ下二]ほ(掘)れる」の文語形。
[動ラ四]願い望む。ほしがる。欲する。
  • 「夕さればひぐらし来鳴く生駒山越えてそ我 (あ) が来る妹が目を—・り」〈・三五八九〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。