1. 物を見る目つき。まなざし。

    1. 「水の底を深く眺め入り給へる—の気色」〈狭衣・二〉

  1. 目もと。

    1. 「うち腫れたる—も、人に見えむが恥づかしきに」〈少女

  1. 目。まなこ。ひとみ。

    1. 「いといたう黒く垢づきて、—はおち入りたるやうに」〈読・雨月浅茅が宿〉

まゆ。まゆ毛。

アナグマ別名。また、タヌキをいうこともある。

人をたぶらかす魔物。また、邪悪な人のたとえ。

「—とは人の虚言 (そらごと) とのみ思い居しに」〈露伴・いさなとり〉

出典:青空文庫

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